【泌尿器科専門医が徹底解説】包茎手術の病院・クリニックの選び方

包茎手術 病院アイキャッチ画像

『包茎手術ってどこの病院がいいの?』
『やっぱり包茎専門クリニックがいいのだろうか』

『病院の泌尿器科だとマズいのかな』

そんな風に悩んでいませんか?結論から言うと、お薦めは『泌尿器科専門医による男性器クリニック』です。

しかし、この様な形態のクリニックは国内では限られていますし、『包茎専門クリニックに行こうと考えていた』という方も多くいらっしゃるかと思います。

皆様にぜひ知っておいて頂きたいのは、包茎手術は自由診療が多い為に多くの不誠実なクリニックが存在するという事です。筆者はその様なクリニックで手術を受け、後悔する様な結果に至ってしまった患者様を多く診療、手術して参りました。

本記事では日本泌尿器科学会認定の専門医である筆者が『包茎手術ではどの様な病院・クリニックに行くべきか』を分かりやすく解説します

ぜひ病院・クリニック選びの参考にして頂ければ幸いです。

1. 包茎手術を行なっている病院・クリニック

国内で包茎手術を行なっている病院・クリニックは次の4つで、それぞれの特徴を表でお示しします。

包茎手術各施設のメリット・デメリット

いかがでしょうか。次章以降で詳しくご説明しますが、お勧めは泌尿器科専門医による男性器クリニックです。

各施設のメリット・デメリット

病院の泌尿器科

■ メリット
病院の泌尿器科は真性包茎・カントン包茎であれば保険が効き手術費用が安価だという事です。また稀に泌尿器科専門医のベテランの先生が手術をしてくれます。

■ デメリット
・病院ではシステムの関係上入院が必要です。また手術前にも検査や手術後も手術後の経過観察など何回も受診しないといけません

・当然ですが女性看護師さんもいますし、他の患者さんと同じ待合室、病室です。プライバシーへの配慮は期待できません。

包茎手術は基本的に研修医の先生の仕事です。指導してくれる先生(泌尿器科専門医)と一緒に手術を行いますので安全性は高いですが、専門医自ら手術した場合と出来上がりは残念ながら異なります。

町の泌尿器科クリニック

■ メリット

・開業している先生の多くは泌尿器科専門医です。専門医は深い知識と経験がありますので、専門医の手術を受けられることは大きなメリットです。

■ デメリット

・しかし、町の泌尿器科クリニックでは美容面は重視しません。とりあえず包茎が治る手術しか行なっていませんのでツートンカラーにはなってしまいます。

・病院と同様、女性看護師さんもいますし、他の患者さんと同じ待合室、病室です。プライバシーへの配慮は期待できません。

・保険診療を扱っていますので多くの患者さんがいらっしゃいます。当日手術は困難ですし、再診も必要です。

美容・包茎クリニック

■ メリット

・全国にありますので利便性は高いと思います。

・スタッフが全員男性であることが多くプライバシーに配慮されています。

■ デメリット

包茎手術、3万円です、5万円です』などと広告し、受診したら様々な理由で高額請求を行うクリニックが多く存在します

リスクの高い治療を行なうクリニックが多く存在します。この様なクリニックではリスクの高い手術方法処置が横行しており後ほどご紹介しますが被害者が多く存在します

・この様なクリニックでは主に医学的な資格のない事務員と相談し、医師とは2-3分程度という流れで治療が進んでしまします。

泌尿器科専門医による男性器クリニック

■ メリット

男性器手術の知識や経験が豊富な泌尿器科専門医による手術が受けられる為、合併症などのリスクを減らすことができます

・形成外科としての経験がある医師であれば機能面だけでなく、美容面(手術の出来上がり・見た目)にも配慮した手術を受けることが可能でツートンカラーを含めた傷痕を最小限にできます

スタッフも全員男性ですし、プライベートクリニックでもあるので、他の患者さんと会うことがありません

■ デメリット

・泌尿器科専門医自体が少なく、保険診療(癌などの病気)を取り扱わない男性器専門のクリニックは国内では当院しかありません。

では各施設を受診する時にどの様なことに気をつけて病院、クリニックを選べばいいのか、ポイントを詳しく見て行きましょう。

2. 包茎手術の病院・クリニック選びでチェックしたいポイント

本章では包茎手術の病院・クリニック選びでチェックしたいポイントをご紹介します。まずはどの医療機関を受信するにしても共通する絶対にチェックしておきたい3つのポイントをご紹介し、その後に各施設を受診する際のチェックポイントをお示しします。

2-1 どの医療を受診するにしても外せないチェックポイント

包茎手術の仕上がりは『執刀医』と『手術方法』でほぼ100%が決まります。ではそれぞれ見て行きましょう。

ポイント① 執刀医が泌尿器科専門医か

包茎手術では『男性器に対する深い知識』が必要です。この知識には解剖学的な知識はもちろん、男性器が持つ『性機能』、『排尿機能』の知識、そして男性器につながる骨盤臓器(前立腺や膀胱など)の知識も含みます。

『包茎手術に骨盤臓器の知識まで必要なの?』とお思いになるかもしれませんが、男性器はこれらの臓器と繋がっている以上、手術を行う際には欠かせない知識です。

 医師にはそれぞれ専門がありますが、これらの知識が豊富で専門的に診療を行うのが泌尿器科です。また専門医は手術件数、学会発表、論文発表などの条件を満たした上で試験に合格しなければ与えられない資格であり、一定のレベルが保証される証です。

ですので、1つ目のチェックポイントは学会認定の泌尿器科専門医であることです

ポイント② 手術方法が美容面にも配慮した環状切開法であるか

包茎手術の患者様は包茎にコンプレックスを抱えています。なので、そのコンプレックスを解消し自然な仕上がりを実現する為には上記のような機能面に配慮した上で、美容面への配慮も必要になります

泌尿器科医は世界的スタンダードである環状切開法で手術を行いますが、優れた医師は患者様のコンプレックスにも配慮し美容面にもこだわった環状切開法で手術を行います

包茎手術を検討する際は『美容面にもこだわった環状切開法』で手術を行ってもらえるのか、チェックが必要です。

なお包茎の手術方法はクリニック毎に異なります。お薦めの手術方法、反対にお薦めできない手術方法もございます。別記事に詳しくまとめておりますのでぜひ参考にされて下さい。

【泌尿器科の専門医が徹底解説】包茎手術・全8種類の手術方法

ポイント③ プライバシーへの配慮

包茎治療を含めた男性器治療はとてもデリケートな問題です。せっかく勇気を出して受診しても女性スタッフである為に恥ずかしくて言いたいことも言えず満足がいく手術が受けられなかった、と言う方が時折、再手術希望で来院されます。受診予定の医療機関でプライバシーへの配慮がなされているかを事前にチェックしておきましょう。お薦めは医師を含め全スタッフ男性のプライベートクリニックです。

いかがでしょうか。以上がどこの病院、クリニックを受診するにしてもチェックしておきたいポイントになります。では次に各施設毎のチェックすべきポイントをご紹介します。

■ 病院の泌尿器科を受診されたい方は2-2-2

■ 町の泌尿器科クリニックを受診されたい方は2-2-3

■ 美容・包茎クリニックを受診されたい方は2-2-4

■ 泌尿器科専門医による男性器クリニックを受診されたい方は2-2-1

2-2 各施設でチェックしておきたいポイント

2-2-1 泌尿器科専門医による男性器クリニック選びでチェックしたいポイント

【 医師に形成外科の技術があるのかチェック】

上記の様な見た目にも配慮した環状切開法を行うには形成外科としての心得も必要になります。形成外科医は外科医の中でも顕微鏡を用いた繊細な手術を日々行っており機能面の改善だけでなく、本来あるべき自然な姿を再現する為に美容面も重視してデザイン、手術を行なっています。筆者も形成外科医として髪の毛より細い糸と針で傷跡が最大限残らない様に工夫し数多くの手術を行って参りました。是非、形成外科医の技術も併せ持つ先生がオススメです。

泌尿器科専門医による男性器クリニックは費用・医師・プライバシーへの配慮など、包茎手術において非常にバランスが取れた施設です。ぜひ形成外科の技術も持った泌尿器科専門医による男性器クリニックを受診しましょう

なお、下記記事では、『泌尿器科専門医による男性器クリニック』が包茎手術でオススメな理由について詳しく解説しています。是非参考にされて下さい!

【医師が教える】包茎手術で泌尿器科専門医の男性器クリニックがお薦めの7つの理由

2-2-2 病院の泌尿器科選びでチェックしたいポイント

【入院期間をチェック】

総合病院ではシムテムの関係上、入院が必要になるケースがほとんどです。入院は手術前の検査など含めておおよそ5日間程度です。病院によっては事前検査を外来受診した際に済ませる病院もありますし、そうすると入院期間は短縮でき3日程度です。

これは病院毎に異なるので問い合わせてみましょう。

【泌尿器科の専門医が解説】包茎手術は保険を使うと入院が必要!

2-2-3 町の泌尿器科クリニック選びでチェックしたいポイント

【費用をチェック】

町の泌尿器科では、包茎手術の手術費用以外の診察代、薬代、再診費用は別に請求されることが多いので注意が必要です。

【再診の必要性をチェック】

町の泌尿器科クリニックでは保険診療も行なっているシムテムの関係上、再診が必要になる事も多いです。最近ではクリニックによっては必要ない場合もありますので事前に問い合わせておきましょう。

2-2-4 美容・包茎クリニック選びでチェックしたいポイント

【ヒアルロン酸など異物注入がメニューにあるかチェック】

美容・包茎クリニックでは包茎手術の際に様々な理由でヒアルロン酸など異物の注入を勧めますがとてもリスクが高いです。代表的なものに亀頭の壊死(腐ってしまう事)が有ります。下のイラストの通りヒアルロン酸は血管の中に入ってしまうと塞栓(血管が詰まってしまうこと)を起こします。そうすると血液の流れが止まってしまいペニスが壊死してしまうのです。亀頭を含めペニスは海綿体という血管の集合体で形成されていますので非常に危険です。

【医師が警告】『亀頭のヒアルロン酸注入』は悪徳クリニックの証拠!

写真は実際に被害に遭われた患者様の症例写真です(あまりにも悲惨なので加工しています)。亀頭の黒矢印の部分に凹みが有ります。これが壊死で腐ってしまった部分です。黒い丸で囲った部分も壊死で凹みがあり亀頭の全周に壊死による凹みを認めます。

亀頭が壊死するリスク説明画像

実際に訴訟(例 毎日新聞弁護士ドットコムニュース)も複数起きています。

 ヒアルロン酸など異物注入がメニューにあるか是非チェックしましょう!なおヒアルロン酸などの異物注入は他のリスクも有ります。別記事でまとめていますので参考にされて下さい。

【泌尿器科専門医が警告】亀頭増大に潜む『壊死』のリスク・注入成分一覧付

【カウンセリングが医師かチェック】

美容・包茎クリニックでは受診すると医師ではなくカウンセラー(医療の資格などを持たない一般事務員)と呼ばれる男性が手術方法など説明して医師は2-3分程度の診察、というケースが多いです。この点は国民生活センターへの相談事例でもたびたび問題になっています。

包茎手術は大きな手術ではありませんが、とてもデリケートな問題でもあり、多くの不安、疑問があるかと思います。是非、男性器に対し深い知識と経験を持つ医師に相談できるクリニックを選びましょう!

費用はチェック困難かもしれません
美容・包茎専門クリニックには広告では包茎手術費用3〜5万円などと記載していますが、実際にクリニックに行くと綺麗に仕上げる為、と追加手術費用を上乗せし高額請求に繋げるクリニックが存在します。

下のグラフは美容・包茎専門クリニックで包茎手術を行った方の手術契約費用です。

包茎契約額グラフ

国民生活センター 美容医療サービスにみる包茎手術の問題点より引用

しかし、ホームページを見ても費用は3〜5万円などと記載がある為チェックが困難です。美容・包茎専門クリニックの受診を考えられている方は『追加の手術費用など必要か』事前に問い合わせましょう。

なお包茎手術の費用に関しては別記事に詳しくまとめておりますので是非参考にされて下さい。

【泌尿器科の専門医が徹底解説】包茎手術の費用相場は?高額請求に注意!

3. 包茎手術は泌尿器科専門医による男性器クリニックへ

包茎手術において病院・クリニック選びはとても重要です。包茎手術は大きな手術では有りませんが、ご紹介したように手術する病院・クリニック選びを誤れば高額請求や悲惨な結果を招く事にもなり得るからです。少し面倒では有りますが今回ご紹介させて頂いたポイントをチェックして頂くことでそういったことを回避でき、満足のいく包茎手術を受けられると思います

福岡の博多にありますカズ博多クリニック(以下当院)はビジネスとして悪徳包茎手術商法を行うクリニックのアンチテーゼとなるべく『包茎手術を含めた男性器治療をビジネスではなく医療として行い、安全で質の高い医療を提供する』をコンセプトに日々診療を行なっています。

当院では泌尿器科医、形成外科医として手術歴10年以上、男性器の施術は5000例以上の経験を持つ院長が機能面だけでなく美容面にも配慮した包茎手術を行っています。

また当院は国内唯一の泌尿器科専門医による男性器クリニックです。通常の泌尿器科とは違い、スタッフも全て男性ですのでぜひお気軽にご相談下さい。

男性器