長茎術を検討しているけど傷跡は目立つのかな
・パートナーにバレないだろうか
・長くなっても不自然だったら嫌だ
こんな風に不安や疑問を抱えてはいませんか?
結論から言うと、長茎術も手術ですので傷跡はゼロにはなりません。ただ、手術法の選択さえ間違わなければ傷跡はほぼ目立ちません。
では、長茎術の傷跡はどの様なもので、どの様な手術を選べば傷跡が目立ちにくく、傷跡が目立ってしまう手術とはどんなものなのでしょうか。
本記事では、泌尿器科学会認定の専門医である筆者が長茎術の傷跡に関して分かりやすく説明します。長茎術をしたいけど傷跡が気になる、という方はぜひ参考にされて下さい。
目次
1. 長茎術の傷跡
長茎術の傷跡は基本的に目立つことはありません。手術では患者様の包皮の色や皮の余りを見てもっとも傷痕の分かりにくくなりそうな部位で包皮をイラストの様に1周切ります。手術が終われば包皮を戻して(包皮に狭い部分がある方、余りの多い方は一部切除し)縫合しますので、個人差はありますが数ヶ月後にはほとんど分からなくなるかと思います。
下の画像は最も傷跡が目立つ手術直後の実際の症例写真です。
この様に傷跡が目立たない様にするには、手術法の選択が重要となってきます。では、実際にどの様な手術を行えばいいのか。次章で解説させて頂きます。
2. 長茎術で傷跡を最小限に抑えるには手術法の選択が重要!
前章で長茎術では傷跡が目立ちにくいのはお分かり頂けたかと思います。ただ皆様に知っておいて頂きたいのは、長茎術でお示しした症例写真の様に傷跡を最小限にできる手術法は1つで、グランセンサー解除法で手術を行う必要があります。
では、このグランセンサー解除法について解説していきます。
傷跡を最小限にする長茎術(グランセンサー解除法)とは
ペニスにはペニスのサイズを制限しているグランセンサーが存在します。
子供の頃に比べて大人になるとペニスは大きくなります。これは思春期に分泌されるホルモンの影響です。その際に大きくなりすぎないようにするグランセンサーが存在する為、一定の大きさで成長は止まってしまいます。なおこのグランセンサーには医学用語が別にございますが企業秘密で伏せております(※)。
※ ご来院時にはグランセンサーを解除することで海綿体への血流が増加し実際にペニスが大きくなっていく写真を用いてご説明させて頂きます。またグランセンサーは神経では有りません。役割としてはペニスのサイズに関する制限のみですので、本手術が行なわれてきた約30年間(当院ともう1院で)において何かトラブルが起こった事はございませんのでご安心下さい。
上記しました思春期にペニスが大きくなりすぎないようにしているグランセンサーを手術で取り除いてあげる、もしくはその位置をズラしてあげる事で、大きくなります。
と言ってもご自身が本来持つ、大きさになると言った方が正確でしょうか。どのセンサーを手術するかで長茎(長くする)となるか増大(太くする)となるか決まります。
つまり、この手術は長茎術(長くする手術)にも、ペニスの増大術(太くする手術)にもなるのです。
このセンサーを取る事でなぜ太く、長くなるのかイマイチ分りません。
パンパンに中身が詰まったソーセージを考えてみて下さい。
ただソーセージとは言っても常に中身がポンプで送られてくるパンパンに中身が詰まったソーセージです。
ソーセージの皮を縦に切ると中身が出て太くなります。では帯状に1周、ソーセージの皮を切ったとすると、また中身が出てきてグンと長くなるのがお分り頂けますでしょうか。
グランセンサー解除法についてより詳しく知りたい方は下記記事をご覧下さい。
2. その他の長茎術の傷跡
国内で多く横行しているその他の長茎術に関して手術方法ごとの傷跡について見ていきましょう。
2-1 切らない長茎術:靭帯法の傷跡
靭帯法はイラストの様にペニスを支える靭帯とお腹の皮膚を固定する事で下腹部に凹みを作りペニスを長く見せる方法です。この方法ではメスは使わず糸と針のみを使用する為、針穴の数mm程度で傷痕はほとんど残りません。
ただリスクは高いのでお薦めできません。詳しくは下記記事をご覧下さい。
■ 切らない長茎術:ペニスの根元にある靭帯を縛る方法のリスク
2-2 切らない長茎術:脂肪吸引法の傷跡
この方法では皮膚への傷は吸引する管を入れる1箇所(1cm程度)のみですが、脂肪を吸引した場所(主に下腹部)がデコボコになってしまいます。脂肪を均一に吸引するのは困難な為です。
また、ペニスは本来、脂肪はございませんのでブヨブヨのペニスになってしまう為に修正目的に患者様が多く来院されます。
その際、お腹にかなり大きな(6cm程度)脂肪吸引の傷跡を認めることも多く有りますので注意が必要です。
また傷跡だけではなく手術法自体リスクの高いものですので注意が必要です。
2-3 切らない長茎術:脂肪注入法の傷跡
この方法でも脂肪を注入する傷自体は小さいものの、吸引した(持ってきた)脂肪をペニスに注入する為、脂肪を吸引した場所(主に下腹部)はデコボコになってしまうリスクが高いです。また上記の後遺症の項目で記載した通り脂肪を均一に入れるのは困難でもあり不自然な見た目になってしまうリスクが高いです。
詳しくは下記のリンクをご参照下さい。
2-4 切る長茎術の傷跡
この長茎術では陰茎の根元を5〜6cm程度切開します。下腹部(皮膚が厚い)とペニス(皮膚が薄い)の移行部分を切りますので上手に縫合しないと段差になりやすくケロイドになるリスクが高くなります。
この手術法ではEDなどのリスクが必発です。詳しくは下記リンク先をご参照下さい。
3. 長茎術の傷跡が気になる方はカズ博多クリニックへ
いかがでしょうか。
上記の様に長茎術では傷跡を含めリスクの高い手術方法が多く存在します。長茎術を真剣に検討されしこの記事を読んで頂いた方は、ぜひご紹介させて頂いたグランセンサー解除法をご選択いただければと思います。
カズ博多クリニック
当院は上記の様になリスクの高い長茎術を行うクリニックのアンチテーゼになるべく開院したクリニックです。泌尿器科医、形成外科医として手術歴10年以上、男性器の手術数5000例以上の経験を持つ筆者(院長)が手術を担当し『男性器治療をビジネスではなく、泌尿器科専門医が医療として治療する』をコンセプトに日々診療しています。
また当院は泌尿器科専門医による国内唯一の男性器クリニックです。通常の泌尿器科とは違い、スタッフも全て男性ですので、ペニスの長茎術に興味がある方は是非ご相談下さい。
コメント