ペニスを大きくしたい!、そう思って行き着いた『長茎術』という手術
でも実際に手術となると怖いし痛いだろうし、もし何かあったらどうしよう。。。
結論から言うと、長茎術は執刀する医師と手術方法の選択を間違えなければリスクも少なく効果を実感できる良い手術です。
しかし、逆を言えば執刀する医師、誤った手術方法を選んでしまうと悲惨な事になりかねませんし、インターネット上でもそういったケースは多く紹介されており皆様が不安になる原因となっています。
そこで本記事では日本泌尿器科学会認定の専門医である筆者が長茎術に関してどこよりも分かりやすく徹底解説致します。ぜひ、長茎術を受けようかなと思っている方は参考にされて下さい!
目次
1. 長茎術とは
長茎術とは文字通りペニスを長くする手術です。しかし、世の中にはリスクの高い長茎術が横行しています。本章では、まず世に横行している誤った方法の長茎術をご紹介し、その後に医学的に正しい長茎術をご紹介させて頂きます。
1-1 絶対に避けたい!リスクが高い長茎術
長茎術というと多くはペニスに異物を入れたり、靭帯を切ったり、といった手術が多く行われています。
しかし、
・ペニスに異物を入れる
・ペニスを支えている靭帯を切る
こんなことしていい訳がありません!!
具体的には
■ 切らない長茎術:ペニスの根元にある靭帯を縛る方法
■ 切らない長茎術:脂肪吸引によるもの
■ 切らない長茎術:脂肪注入によるもの
■ ペニスの靭帯を切る長茎術
などがありますが、これらの手術は非常にリスクが高いので絶対に避けて下さい!!
詳しくは各リンク先を読んで頂ければ分かるかとは思いますが、どの手術方法も百害あって一利なし、といった手術方法ばかりです。
1-2 医学的に正しい唯一の長茎術
日本泌尿器科学会認定の専門医である筆者がお勧めできる医学的に正しい長茎術は1つしかありません。それは靭帯を切る手術でもペニスに異物を入れる手術でも有りません。
『ペニスの長さに関する制限を解除してあげる手術』になります。下のイラストをご覧下さい。
この制限を取ってあげる『グランセンサー解除法』が医学的に正しく安全で効果的な唯一の長茎術になります。またこのグランセンサーは『太さ』も制限している為、どのセンサーを扱うかで増大術にもなります。
なおこのグランセンサーには医学用語が別にございますが企業秘密で伏せております。なおこのセンサーは役目を終えた成人男性において手術で取り除いても何ら支障は有りません。
■ ペニスは思春期にホルモンの影響で成長します。その際、大きくなりすぎないようにこのグランセンサーが存在し、一定の大きさで成長を制限します。
■ 手術でそのセンサーを取り除いてあげる、もしくはその位置をズラす事で、大きく長くなります。
■ 正確に言えば、ご自身が本来持つ、大きさ・長さにサイズアップすると言えます。
このセンサーを取る事でなぜ太く、長くなるのかイマイチ分りません。
パンパンに中身が詰まったソーセージを考えてみて下さい。
ただソーセージとは言っても常に中身がポンプで送られてくるパンパンに中身が詰まったソーセージです。
ソーセージの皮を縦に切ると中身が出て太くなります。では帯状に1周、ソーセージの皮を切ったとすると、また中身が出てきてグンと長くなるのがお分り頂けますでしょうか。
ただ、その際に太くもなります。つまり本手術は太くなる増大術と長くなる長茎術は表裏一体なのです。太くだけなる、長くだけなる、という事は有り得ません。
グランセンサー解除法についてより詳しく知りたい方は下記記事をご覧下さい。
2. 長茎術の効果
前章でご紹介した医学的に正しい長茎術の症例写真をご紹介します。ご覧の様に包茎手術後の方や70代と高齢な方でもしっかりと結果が出ています。
またこの方法はペニスの制限を解除する、というものなので唯一、勃起時もサイズアップ可能な方法になります。
3. 長茎術における実際の流れ(当院の場合)
では実際に手術を受けるとしてどの様な流れで予約、受診、手術と進んでいくのか、当院での流れに沿ってご説明致します。なお手術時間は約1時間で診察や麻酔など含めて病院での滞在時間は約3時間です。もちろん日帰り手術で行います。
STEP1 お問い合わせ・受診予約
お電話、LINEもしくはインターネットにて問い合わせ頂き受診の予約をお取り頂きます。この際に疑問点、不安なことがあれば院長が直接お答え致します。
STEP2 受診・問診
ご予約頂いた日時に、ご来院下さい。スタッフがお部屋(個室)にご案内し、問診票にご記入頂きます。
STEP3 医師(院長)による診察
問診のご記入が終わりましたらスタッフがご案内いたしますので医師(院長)の診察をお受け頂きます。診察の上、どのような状態か、そして患者様に合った適切な治療法をご提案いたします。何か気になる点がございましたら、何でもお気軽にご相談下さい。
以下は当日治療を希望される方の場合です。後日治療をご希望の方は治療の予約をお取り頂きご帰宅頂きますし、ご帰宅してよく考えて頂き治療の予約をお取り頂いても構いません。
STEP4 お会計
医師(院長)による治療法にご納得頂けましたら、お会計頂き治療に進んで頂きます。なお、場合によっては当日治療が困難である事もございますので、当日治療希望であれば事前のお問い合わせで言って(記載)頂ければ幸いです。
STEP5 治療前の準備
治療前にベッドに横になって頂き点滴、消毒など準備を進めさせ頂きます。
STEP6 麻酔・手術
準備が終了したら点滴から麻酔し眠って頂きます。眠って頂いたのを確認し局所麻酔、手術と進めて参ります。手術が終わりましたら、麻酔を終了し目覚めて頂きます。
STEP7 リカバリー・ご帰宅
手術が終わっても、直後は麻酔でボーッとしますので、しっかりと目が醒めるまで(長い方でも30分程度)休んで頂きご帰宅頂きます。
STEP8 術後ケア
手術終了時に巻いた包帯を翌々日に外して頂きます。消毒や包帯の交換の必要ありません。術後3日目からシャワーもOKですので軽く洗浄して頂きます。手術の糸は自然と脱落しますのでご安心ください。
4. 長茎術の費用
『長茎術に興味はあってもいくらかかるか分からない』
『ボッタクられるのでは』、『安いところはやっぱり避けたほうがいいのかな』
長茎術を検討しても費用について悩むことも多いですよね?
googleにて上位表示されるクリニック4件の費用を比較すると長茎術の総額費用は35万円〜315万円とクリニックで大きな違いがあります。
長茎術は病気に対する治療ではない為、公的な病院では行なっておらず、すべて自由診療になります。ですので、残念ながら前章でご紹介した様な不誠実な治療内容や高額請求を行なっているクリニックも多く存在するのです。
4-1 高額請求を行なっているクリニックの見分け方
この様な悪徳クリニックを見分ける方法は1つです。診療メニューにヒアルロン酸などの異物注入のメニューが有るかどうか、です。
下記記事で詳しく説明していますがペニスへのヒアルロン酸などの異物注入は非常にリスクが高いです。また1本1万円弱で仕入れた異物を10〜30万円で注入します。広告には1本(1ml)の費用が掲載されていますが、1mlは牛乳パックの1000分の1ですので、注入してもリスクが高いだけで、何も変化は有りません。
実際にクリニックに行くと10本程度入れる様に勧められ100〜300万円程度と高額請求されるで注意が必要です。
なお、長茎術の費用に関しては下記記事に詳しく記載していますので参考にされて下さい。
5. 長茎術に関する痛み
続いては手術の痛みです。長茎術も手術である以上、痛みはゼロにはできませんが、麻酔方法を工夫する事で、痛みを最大限取り除くことが出来ます。また、手術後の痛みはほとんど有りません。本章では長茎術の痛みを『麻酔の痛み』、『手術中の痛み』、『手術後の痛み』に分けて詳しく説明し、痛みを緩和する方法も併せてご紹介します。
以下が長茎術の『痛み』に関するまとめ表です。
5-1 麻酔の痛み
麻酔は注射なので注射する時にチクっと痛みが出ます。針でペニスの根元を数カ所刺して神経をブロックします。麻酔時間は1分程度です。
【麻酔の痛みを緩和する方法】
まず針は髪の毛程の極細針を利用します。また最初の1箇所はチクっとしますが、工夫することでその後の数カ所は刺したことも感じないように麻酔を打つことができます。しかし患者様には、最初の1箇所の痛みも嫌だという方が多くいらっしゃいますので、『静脈麻酔』という眠くなるお薬を使用して、完全に寝て頂いた後に麻酔の注射を打ち、気付いた時には麻酔が効いている、手術が終わっている、といったことが可能です。
5-2 手術中の痛み
手術前の麻酔がしっかりと効いていれば痛みを感じる事は有りません。
患者様の中には
- 手術中に意識があるのが嫌だ、いつ痛くなるかと不安だ
- 手術の機械の音を聞きたくない
という方の為にご希望があれば『麻酔の痛み』の項目で記載した様に『静脈麻酔』を使用して、完全に寝て頂いた状態での手術を行っています。
但し、この静脈麻酔にはデメリットが有ります。麻酔でしばらくボーっとしますので車を運転してのご帰宅ができなくなります。静脈麻酔をご希望の場合は公共交通機関で来院いただく必要があります。
5-3 手術後の痛み
長茎術の後、針でつつかれる程度の軽い痛みが数日間続きます。通常時はほとんど痛みはありませんが、特に勃起時(朝立ちなど)に突っ張った様な違和感を感じます。
例えるならば、肘や膝を擦りむいてかさぶたになった時に伸ばすと突っ張った感じがしますよね。この違和感に似ています。この違和感は次第に軽くなっていきますので心配要りません。日常生活は十分可能です。
【手術後の痛みを緩和する方法】
手術後の痛みは『痛み止め』で治る程度の軽い痛みです。また『勃起(朝立ちなど)を抑えるお薬』も有りますので、手術後数日だけ使用してもいいかもしれません。なお、このお薬は副作用もありますので泌尿器科の専門医でないと処方には注意が必要です。
いかがでしょうか。手術の痛みは麻酔や痛み止めでかなり軽減出来ます。では痛みについて安心できたとして他にリスクや合併症などはどうなのか。これも患者様にとって、非常に不安で気になるところです。次章で詳しく見ていきましょう。
なお長茎術の痛みに関しては下記記事に詳しく記載していますので是非参考にされて下さい。
6. 長茎術に関する3つのリスク(傷跡・後遺症・合併症)
みなさんが長茎術を検討してリスクとして気になるのは『後遺症があるのか』、『傷痕はどの程度残るのか』、そして『考えられる合併症』などではないでしょうか。
結論から申しますと1章でご紹介した『医学的に正しい長茎術』も手術である以上合併症はゼロではないものの男性器の解剖学の知識と経験が豊富な泌尿器科専門医であれば後遺症は傷跡のリスクはほとんど有りません。
しかし、世の中に横行している長茎術の多くはリスクの高い手術ばかりでインターネットを検索しても失敗例が多く散見されます。本章では長茎術で考えられるリスクを『医学的に正しい長茎術』と『リスクの高い長茎術』と分けてそれぞれ解説していきます。
6-1 『医学的に正しい長茎術』のリスク
まずは1章でご紹介させて頂いた『医学的に正しい長茎術』に関するリスクから見ていきましょう。
6-1-1『医学的に正しい長茎術』の傷跡
この方法では患者様の包皮の色や皮の余りを見てもっとも傷痕の分かりにくくなりそうな部位で包皮をイラストの様に1周切ります。手術が終われば包皮を戻して(余りの多い方は一部切除し)縫合しますので、個人差はありますが数ヶ月後にはほとんど分からなくなるかと思います。
6-1-2 『医学的に正しい長茎術』の後遺症
本手術法は低リスクである事に重きを置いて行われている方法です。特有の後遺症はございません。
6-1-3 『医学的に正しい長茎術』の合併症
ここで記載している合併症は『医学的に正しい長茎術』特有のものではなく、『手術』に共通して起こりうる合併症について解説していきたいと思います。
『医学的に正しい長茎術』も手術である以上合併症のリスクはゼロではないものの発生する頻度はかなり低いものばかりです。
■ 傷口の感染:頻度は多くありません(300人に1人程度)が、手術の傷が細菌に感染してしまう方がいらっしゃいます。その時には抗生物質を投与します。
■ 縫合不全:手術では切開した場所を糸で縫い合わせます。しかし稀に傷が上手く接着しないことがあります。長茎術では珍しいですが糖尿病の方で血の流れが悪い方に起こりやすい合併症です。
6-2 『リスクの高い長茎術』
『リスクの高い長茎術』は
・ペニスに異物を入れる
・ペニスを支えている靭帯を操作する
といった手術で
具体的には
■ 切らない長茎術:ペニスの根元にある靭帯を縛る方法
■ 切らない長茎術:脂肪吸引によるもの
■ 切らない長茎術:脂肪注入によるもの
■ ペニスの靭帯を切る長茎術
などが有りますがどれも傷跡、後遺症、合併症のリスクが非常に高い手術になります。
下記記事に詳しくまとめていますのでぜひ参考にされて下さい。
7. 長茎術でオススメのクリニック・名医とは
ここまで長茎術に関して様々な観点からご説明して参りましたが結局、どこのクリニック、医師に手術をしてもらええばいいのでしょうか。
次にあげる3つのポイントを満たすクリニック、医師がお薦めです。
Point. 1 医学的に正しい長茎術を行なっていること
Point. 2 医師が泌尿器科の専門医の資格を持っていること
Point. 3 リスクの高い長茎術を行なっていないこと
まず、1章でご紹介した『医学的に正しい長茎術を行なっていること』は当然のことですが絶対条件です。また、医学的に正しい長茎術は男性器への解剖学的知識と技術力が必要ですので医師が泌尿器科の専門医の資格を持っていることが重要です。
また通常、『お薦めのクリニックの条件』でリスクの高い手術を行なっていない事をあげるのはおかしいのですが
長茎術を行なっている99%のクリニックがこの『リスクの高い手術』を行なっており注意喚起の意味を込め、敢えて入れさせて頂きました。
ぜひ、長茎術をご検討の際は上記のポイントを満たすクリニックを受診して下さいね。また長茎術の名医に関しては下記記事に詳しく記載していますので参考にされて下さい。
8. 長茎術は泌尿器科の専門医へ
いかがでしたでしょうか?
医学的に正しい長茎術を含め本来、『長茎術』は泌尿器科の専門医でないと困難な手術です。しかし泌尿器科専門医は内科などの専門医と比較して圧倒的に資格を持つ医師の数が少なく、癌などの診療で忙しい為、病気ではない長茎術を行う医師は殆ど存在しないのが現状です。
また、その現状を利用し『リスクの高い手術』を行うクリニックが多く存在します。そして、当院にはその手術を受けた患者様(被害者の方)が多く来院されます。
カズ博多クリニック
福岡のカズ博多クリニックではその様な方を増やさない様、本記事でご紹介した医学的に正しい長茎術をもう1院の先生と行なっています。ペニスが短い事は病気では有りませんので、長茎術は必須の手術では有りません。しかし、本手術をご希望される方は多く全国から来院して頂いております。
当院は通常の泌尿器科と異なりスタッフも全員男性のプライベートクリニックです。他の方と会う心配もございませんので是非お気軽にご相談下さい。
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