『包茎手術を検討しているけど、どのくらい腫れるんだろう』、『期間は?、ずっと腫れが残ってしまう事もあるの?』不安になりますよね?
結論から言うと包茎手術では腫れても時間が経てば必ず改善します!しかし、手術方法によっては腫れがずっと残ってしまう事も有ります。
そこで今回は日本泌尿器科学会認定の専門医である筆者が
・包茎手術の腫れの原因や期間、予防方法
・包茎手術でずっと腫れが残ってしまうケースである『ペリカン変形』と『提灯(ちょうちん)変形』
について詳しく説明します。包茎手術で腫れが心配な方や実際に手術を受けて腫れが残ってしまった方は是非お読み頂き参考にされて下さい。
目次
1. 包茎手術の腫れ
包茎手術も手術である以上、手術後に腫れは出現します。詳しく見て行きましょう。
1-1 原因と期間
腫れの原因は手術をした事によってリンパ液や血液の流れが遮断される為です。ですので、手術後の傷の修復とともにリンパ液や血液の流れが元に戻れば腫れは収まります。ここまでにおおよそ2〜3週間程度掛かります。個人差がありますので長い方で3ヶ月程度掛かることも稀にございます。
1-2 腫れを防ぐ方法
包茎手術で腫れを防ぐには以下の2種類の方法が有りますオススメ順にご紹介します。
水分制限
過度な水分摂取は腫れの原因になります。包茎手術後は1日の水分を1リットル以内に制限して下さい。また水分摂取が多いと免疫反応も強く出る為、『傷跡』にも影響します。手術後、傷が落ち着くまでは水分は控えましょう。
ガーゼで圧迫
手術後ガーゼで圧迫しますが、ガーゼの効果の一つに浮腫を抑える効果があります。腫れを上から押さえつけるので当然ですが、上記の様に腫れは2〜3週間は続きます。この間ずっとガーゼを巻いておくのは大変ですのであまりオススメは出来ません。
環状切開を改良した方法で、『ツートンカラーや手術後の腫れを最小限で抑え、手術後、早期に自然な仕上がりを実現できる方法』です。
2. 誤った手術法で腫れが残ってしまうケース
次に誤った手術方法で包茎手術を行なった為に腫れが残ってしまうよくご相談頂く2つのケースをご紹介します。
2-1 ペリカン変形
これは『亀頭直下法』で起こりうる腫れです。イラストの様に亀頭直下法では赤と青の線で切開を行いますが、その際に長さが全く違いますので、綺麗に縫合出来ず、包皮が余る部分と足りない部分が出来、写真の様な腫れが残ってしまいます。この腫れは時間が経過しても自然に引くことは有りません。ペリカンのくちばしに似ていることから『ペリカン変形』と呼ばれます。
『ペリカン変形』に関する詳しい説明や治療法に関しては下記記事にてご紹介していますので参考にして下さい。
2-2 提灯(ちょうちん)変形
コレも亀頭直下法で起こる腫れです。下のイラストの様に亀頭直下で包皮を切除する為、包茎の原因である狭い部分が残ってしまう事があります。そうすると手術後に残った狭い部分の影響でリンパの流れが阻害され、その狭い部分より先端側が提灯の様に晴れます。写真は加工していますが、他院で包茎手術を亀頭直下法で行い提灯変形となってしまった患者様(もちろん掲載の許可を頂いています。)です。
3. 腫れを最小限で抑えるには泌尿器科専門医へ
いかがでしたでしょうか。
包茎手術も手術である以上、腫れをゼロにする事は不可能です。しかし、国内では上記の様に必要以上の腫れが、ずっと残る様な手術が横行しています。これは通常の泌尿器を入院の必要性、女性スタッフなどの問題で避け、美容・包茎クリニックを受診する方が多くいらっしゃる為です。包茎手術を行っている美容・包茎クリニックには医師ではない正体不明の企業が経営する悪徳クリニックが多く存在し、そういったクリニックでは泌尿器科医は在籍せず、手術に不慣れな医師による上手術が行われています(経歴を見ると何科で働いていたのかも分かりません)。
カズ博多クリニック
福岡にあるカズ博多クリニックはその様な男性器治療の業界を変えたいという院長の思いから開院したクリニックです。
泌尿器科医、形成外科医として手術歴10年以上、男性器の施術は5000例以上の経験を持つ院長が包茎手術を担当しています。『ツートンカラーや手術後の腫れを最小限で抑え、手術後、早期に自然な仕上がりを実現できる』亀頭下環状切開法で手術を行なっています。また泌尿器科専門医による男性器クリニックは国内唯一です。
通常の泌尿器科とは違い、スタッフも全て男性ですので、迷われてる方も是非一度お気軽にご相談下さい。必ず適切なご提案ができるかと思います。
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