『包茎手術をしたいけど手術後の管理って難しいのかな』、『包帯はいつ外せるんだろう』、『手術後に何か起こったらどうしよう』
と色々心配になりますよね?
包茎手術で満足いく結果を得る為には『正しい術後の管理』がとても重要です!
そこで本記事では泌尿器科の専門医が『包茎の手術後の正しい管理方法』や『日常生活での制限』についてQ&A形式で分かりやすく解説します。是非参考にして下さい。
1. 手術後の管理方法についてよく頂くご質問
包茎手術はうまくいった、そうなると次に大切になってくるのが術後管理です。本章では包茎手術の術後管理でよく頂くご質問についてわかりやすくお答えします。しかしここに書くのは医学的根拠に基づいた一般論です。何か不安があれば主治医の先生に聞いて下さいね。
消毒はいつまですればいいですか
消毒はやめましょう
以前はどこの病院でも手術の後に毎日消毒をしていました。しかし数年前からその常識が覆り手術後の消毒は必要ないどころか傷の治りを悪くすることが証明されています。包茎手術の後でも消毒剤の化学的刺激で傷跡が残りやすくなってしまいますので控えて下さい。
包帯はいつ取れますか
手術の翌々日に外して頂きます
包帯には
・止血:血を止める
・創部の安静:傷を守る
・浮腫予防:浮腫を防ぐ
効果が有ります。
止血と創部の安静という点で手術後2日目にはガーゼの役割は終わりますので外して頂いて構いません。手術後3日目以降、ガーゼを巻いて入れば浮腫みを防ぐ効果は有りますが、浮腫みは1ヶ月程度続きますし、自然に収まりますので外したままでも最終的には結果は一緒です。
ガーゼを外したら何もしなくて良いんですか?
1週間程度、軟膏(抗生剤入り)を塗って頂きます
手術の傷が綺麗に治っていく様に軟膏をお渡ししますので1週間程度、傷を覆う様に塗って下さい。
自宅に帰った後も薬を飲む必要がありますか?
痛み止めだけ、痛い時にお飲み下さい
包茎・美容クリニックでは包茎手術の後にむやみに抗生物質や止血剤を処方するクリニックが存在します。基本的に手術時に抗生物質を点滴で落としていますので手術後に抗生物質をお飲み頂く必要はありません。
包茎・美容クリニックでは点滴の手間を惜しんで飲み薬で対応しようとするので手術後も薬が必要になります。しかし、むやみに抗生物質を飲むと今後の長い人生で大きな病気になった時に抗生物質が効かなくて困ります。止血剤も手術でしっかりと止血していますので必要有りません。
すごく腫れてて不安です。何かいい方法はありませんか。
亀頭直下法でなければ、腫れは必ず改善します。水分を控えましょう
手術後の腫れは平均1ヶ月、長い方で2〜3ヶ月続きますが必ず改善します。しかし、下記の写真の様に改善しないケースが有ります。亀頭直下法で手術した場合です。詳しくは別記事でご紹介していますので参考にされて下さい。
また水分を多く摂取してしまうと、体の中の免疫が強く反応してしまい、傷跡が汚くなったり、傷のむくみが残ったりします。水分は1日1リットル以下を心掛けましょう。
お酒はいつから飲めますか
手術後の飲酒は出血の恐れがあるので2日間は避けましょう
手術後、お酒を飲むと出血しやすくなってしまいます。できれば2日間程度は控えた方が良いでしょう。
タバコはいつから吸っていいのでしょうか
当日からOKです。しかし、可能であれば1週間程度控えましょう
喫煙は多くの化学物質を吸引しますので、体の細胞が損傷します。免疫機能の低下で手術のキズを治す力が低下します。また血管が収縮しやすく、キズの回復に必要な血流が不足します。
また喫煙者は非喫煙者と比べ手術後の合併症が起こりやすいことも分かっています。
・傷の感染:3倍
・皮膚が壊死する(腐る):7-9倍
可能であれば手術前後喫煙を控えて頂くと手術の傷の治りは良くなります。
シャワーはいつからいいですか
シャワーは3日目、入浴は7日目からOKです
手術後、順調であれば3日目からシャワー浴が可能です。この頃になると傷にシャワーを直接かけても問題ありません。
むしろ洗い流した方が清潔を保てる場合もあります。しかし入浴は掛け流しのシャワーに比べると、どうしても不潔ですので手術後少なくとも1週間経過してからにして下さい。温泉など行く予定がある方はここを計算に入れて予定を組んで下さい。
オナニーやセックスはいつからOKでしょうか
マスターベーション、セックスは2週間後からOKです
原則としてマスターベーション、SEXは手術後2週間後からです。最初はコンドームやローションを使用し負担のかからない様にしましょう。どうしても、という方は亀頭部のマスターベーションならば可能です。
抜糸はするんでしょうか
通常は吸収糸といって溶ける糸を使っているので抜糸の必要は有りません
しかしクリニックの中には、非吸収糸に比べ吸収糸を使う事でオプション費用を取るクリニックもあります。また吸収糸でも溶けるには数ヶ月かかる事があり、そうなると『糸の跡』が包皮にくっきりと何箇所も残ってしまいます。当院では2週間で確実に溶けるラピッドバイクリルという特殊な糸を使用していますので、『糸の跡』が残りません。
2. カズ博多クリニックでは手術後も院長が直接サポート
術後に疑問に思った事、不安な事、管理方法が知りたくても気軽に医師には聞きにくいものです、また包茎・美容クリニックでは問い合わせをしてもカウンセラーと呼ばれる医療資格のない事務員が対応します。
カズ博多クリニック
福岡にあるカズ博多クリニックでは手術後、何か気になる事、不安な事があれば公式LINEやお電話で問い合わせ頂けます。どんな些細な事でも構いません。院長から直接、ご返信・ご返答致します(術後の患者様は基本的に24時間対応します)。また公式LINEにご登録頂ければ、術後に院長から定期的に経過やご不安な点が無いか伺っております。
手術に関しても院長が在籍しておりました聖路加国際病院・京都大学附属病院にて行われている包茎手術の術式(手術法)を基本とし、そこに形成外科医としての美容面に配慮したリスクが少なく術後早期に自然な仕上がりを実現できる亀頭下環状切開法で手術を行なっています。
国内唯一の泌尿器科専門医による男性器のプライベートクリニックですので、通常の泌尿器科と違いスタッフも全員男性です。お気軽にご相談下さい。
コメント